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スペインワインの歴史

スペインワインの歴史は古く、その始まりは紀元前1100年〜紀元前500年頃といわれています。
19世紀後半にフランスでフィロキセラ害虫が発生しぶどう園が壊滅状態になったため、多くのワイン生産者がスペインへとやってきました。彼らの持つ高度な醸造技術がスペインのワイン産業に近代化をもたらし、より味わい深いワインの生産に大きく貢献しました。
現在では世界有数のワイン輸出国に数えられ、ブドウの作付面積はフランスやイタリアを抜いて世界一、生産量は世界第3位のワイン王国となりました。

特にリオハ地方はスペイン最古のワインの産地であり、スペインでも最高級品質ワインの生産地として有名です。リオハのワインを是非ご賞味ください。

原産地呼称制度(デノミナシオン・デ・オリヘン)

スペインがぶどうの作付面積は世界一にもかかわらず、生産量では世界第3位にとどまっているのには理由があります。その一つに、各地方に設けられた統制委員会による厳しい規制措置があげられます。優れた味わいと各地方独自の品質を守るため「原産地呼称制度」により徹底した品質管理を行っています。

ワインの熟成期間

スペインワインには「原産地呼称制度」による格付けの他に熟成期間による格付けもあります。
これによりスペインワイン独特の味わい深いワインができあがります。

グラン・レセルバ 【赤】60ヶ月以上熟成。そのうち18ヶ月以上の樽熟成。
【白・ロゼ】48ヶ月以上熟成。そのうち最低6ヶ月の樽熟成。
レセルバ 【赤】36ヶ月以上熟成。そのうち12ヶ月以上の樽熟成。
【白・ロゼ】24ヶ月以上熟成。そのうち最低6ヶ月の樽熟成。
クリアンサ 【赤】24ヶ月以上熟成。そのうち6ヶ月以上の樽熟成。
【白・ロゼ】18ヶ月以上熟成。そのうち最低6ヶ月の樽熟成。
スペインワインの名優たち

バラエティに富んだスペインならではの固有品種が個性豊かな産地で栽培されています。
スペインならばお客様が探し求めるワインが必ず見つかるはずです。

赤ワインぶどう品種
テンプラニーリョ
早熟を意味するリオハ、ナバラ地方原産のスペイン最高の黒ぶどう品種。繊細で非常に香りが良く、タンニンも酸度も豊富で長期熟成に耐えられます。スペインの高級ワインはほとんどこの品種を原料としています。
ガルナチャ・ティンタ
アラゴン地方原産。現在ではフランスやオーストラリアでも多く栽培されている品種。干ばつや強い日射、強風にも耐え、土壌を選ばず、病気にも強く甘みのある房を大量に付けるなど様々な利点があります。
カリニェナ(マスエロ)
アラゴン地方原産。別称マスエロ。現在ではフランスでの栽培が盛んな品種。濃い色調、非常に高い酸度と豊富なタンニンが特徴で、長期熟成に向いています。ガルナッチャとブレンドすることでバランスの取れた飲みやすいワインになります。
白ワインぶどう品種
アルバリーニョ
ガリシア地方原産の白品種。最高の白ぶどう品種のひとつとされ、非常に香り高く、酸味も豊富。口当たりの良い、バランスのとれた辛口のワインとなります。 DOリアス・バイシャスの主要品種。
ペドロ・ヒメネス
DOモンティーリャ・モリレスのすべてのフィノ、アモンティリャードやヴィンテージワインの原料となります。 もともと糖度の高いぶどうを収穫後に天日干しにし、より凝縮させています。
ベルデホ
スペイン中央メセタ北西部原産、DOルエダで使われている白ぶどう品種。アルバリーニョ種と並ぶ高級白ワイン品種のひとつ。 フレッシュで芳香に富み、コクが強く、酸度にも恵まれたワインとなります。
パロミノ
スペインで多く栽培されていますが、最も真価を発揮するのはアンダルシア地方DOへレスにおいてです。パロミノ種から造られたヘレスのワインは世界に唯一無二の最高級フィーノやアモンティリャードとなります。
マカベオ(ビウラ)
リオハではビウラと呼ばれています。若飲み用はワインはフレッシュで軽め。 若飲み用にも長期熟成にも耐えうる高級品種で、カタルーニャでは、チャレッロ種とパレリャーダ種とともにカバの3大品種を構成しています。
パレリャーダ
タラゴナ県が原産地で、カタルーニャ地方で主に栽培されている高級白品種。 カバの主要原料のひとつで、花の香りに富み、酸が十分にあり、カバに優雅さや柔らかさを加えます。
チャレッロ
カタルーニャの原産品種。マカベオ種、パレリャーダ種と並んでカバの3大品種となっています。ぶどうは金色に近い黄色で、房が小さめで皮が厚いことが特徴。他の2品種と混ぜることで、非常に良い結果がでています。
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